クリスマスの食卓
テーブルセッティングもお料理も会心の出来という訳ではないけれど…。写真を撮ったので、備忘録として。
不思議なプロポーションに首を傾げ、後日調べて納得し、下調べをしてから訪れたかっと後悔!
「護王神社は足利時代に起源をもつ。近年建物の老朽化が進み、修復が待たれていたが<直島・家プロジェクト>のひとつとして再建されることになり、アーティストとして私が指名された。設計にあたっては、規正の神社建築の形式にとらわれず、日本人の古代の神への信仰がどのようなものであったのかを想像上で再現するという形をとった。」杉本博司著
原爆ドームから近いところにできた折り鶴タワーへ行きました。散歩道と呼ばれる半屋外のスパイラルスロープを屋上まで上ると、息を吞みました。囲う壁がなく、木製の床、柱、庇のみの温もりのある空間。よく見ると安全対策のメッシュがありますが気になりません。鏡もうまく使って空間に広がりを持たせていました。 「ひろしまの丘」という名の通り、こんもりとした丘から街を見渡せるように勾配があり、勾配のステップ部分には、良い塩梅で腰掛けられるようになっています。 風を強く感じることが、コンセプトとのこと。
美術館の入り口の『関係項-点線面』。少し傾斜した薄茶色の岩、オベリスクのようにそそり立つコンクリートの柱、黒い四角い鉄板が、真っ白な砂利の上に配置され、その先には、コンクリートの壁が屹立しています。豊かな自然を背景に 点と直線と面が、ただそこにあるだけ。
直島ベネッセハウス ミュージアムを訪れた時、バスキアの絵の前で、魂の叫びのようなものに打ちのめされ、少し休もうと、すく横にあったレストランの入り口を入りました。すると、コンクリートの壁で縁取りされた瀬戸内海の景色がハッと目に入り、なんだか心が晴れやかに切り替わりました。
あ
素敵なカフェやレストランなどの気持ちのよい空間にいくと
心が晴れやかになり、会話が弾みます。
あるいは神社仏閣を訪れ
きりりとした空気に身を置くことで
身が引き締まる思いになることなどありませんか?
空間が心に及ぼす力というのは、大きいと思います。
とりわけ、子どもは空間を認識する能力がとても優れているといわれています。
成長過程にある子どもが生活する空間は、
少なからず「こころやからだに影響を及ぼすものだ」という認識をもつことは必要だと思います。
これは、母の大切にしている『ほとけさま』。
いつか、どこかで、私も自分の『ほとけさま』と出会いたくて、
方々で骨董などを見て歩くのですが、まだ巡り会っておりません。
さすがに美術館で見る仏像のお顔やお姿に恋してしまうことはあるのですが、持って帰れないので…。
ブランクーシのようなイメージの『ほとけさま』と巡り会えたらいいのだけれど…。
あ