東南アジアのフルーツ
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サンセバスチャンの市場にすっかり感心して納得して
フランスの思想家ジャン=ジャック・ルソーが、
バスク地方の文化的伝統の中心地であり、自由と独立の象徴的な町『ゲルニカ』について記述しています。
「ゲルニカには地上で一番幸せな人びとが住んでいる。聖なる樫の樹の下に集う農夫たちがみずからを治め、その行動はつねに賢明なものであった」…。
そんなバスク地方は今でも、スペインでありながら似て非なるもの。
独自の言葉と文化を頑なに守り続けています。
ビスケー湾の豊かな海の恵み、山間の広大で緑豊かな牧草地や豊富な雨は、質の高い酪農品と瑞々しい野菜を生む。食材は一級品。
人々は、繊細でまじめで勤勉。明るくて温かい。
食材を慈しみ、創造力に富んでいて、食べることを謳歌している。
特にサンセバスチャンには、高城さんの本のタイトル通り、
人口18万の都市に三つ星レストランが3店、世界ベスト10レストランが2店ある。
レシピはフランスのような秘伝ではなく、きちんと図式化され公開されていて、レシピを共有しながら競争することで、
技術や味のレベルアップが生まれるという革新的な考え方。
何故こんな不便な所に世界から美食家が押し寄せるのか、よーくわかりました。