5月 102017
 
パースで日本酒

 

パース在住の日本人、特に日本酒好きの輸入業者や領事館などの努力があって、パースでは本当に美味しい日本酒が紹介されています。そして、人気も上々。今日の試飲会にも大勢のオージーが集まっています。

 

 

 

琉球舞踊が場に華を添えました。和太鼓や三線、茶道、生け花の愛好者も増えています。

  •  5月 10, 2017
10月 312015
 
ハワードパークでのピノノワール テイスティング
International Pinot Noir Tasting & Lunch
Howard Park Winery, Margaret River

フランス、ドイツ、USA、ニュージーランド、オーストラリアからのピノノワール18種をテイストできるとても良い機会でしたが、ブラインド、ほとんど外しました。

 

テイスティングの後のランチョンで、さらにエシェゾーやら色々飲んで、その後は生バンドでダンス。

 

雲一つない青空。気持ちの良い春の一日。

 

マーガレットリバーにある WAGYU ファーム

  •  10月 31, 2015
5月 192014
 
ボーヌではマ・キュイジーヌ
Ma Cuisine

 

パリで『AZABU』というレストランを営んでいる又従兄弟とボーヌで落ち合いました。
そして、彼女に連れて来てもらったのが『マ・キュイジーヌ』というビストロです。
ボーヌの中心から近い小道を入ったところにあります。
ワイン、お料理、雰囲気、お値段を併せて自分史上に残る満足度でした。
ワインリストは本当に涙もの。
フランスでは、ハーフボトルのチョイスが豊富なのが有り難いです。
奥様が郷土料理を作り、ソムリエの旦那様がお店を切り盛りするカジュアルな店です。

ブフ・ブルギニョン、リードボー、新鮮なアスパラ、
ルーミエさんのクロ・ドゥ・ラ・ブッシェール2009年。
2009年は暑かったので繊細さに欠けると云われましたが、私には、ふくよかで充分に繊細でした。
デゼールのフロマージ・ブランが、また絶品。
再来しても同じワインとお料理(あればですけど)を頼みたいです。

ボーヌを何度も訪れた訳ではありませんし
色々なレストランも知りませんが
ここを知っていればそれでいいと思いました。

 

 

 

ここから先は全く個人的な思い出話です。

私には、素敵な『パリのおばさま』がおりました。
父のいとこです。
詳しい人生は知りませんが
長年パリに住んで、すっかりフランス人のような容姿になっていて
流暢なフランス語で話す姿や西洋的な立ち振る舞いに憧れたものです。

30年くらい前の思い出ですが、
サン・ジェルマン・デ・プレに『TSUKIJI』という小さな寿司屋がありました。
当時は、パリに本格的な寿司屋などは他になかったと思います。
ドヌーブやモンタンが訪れるような特別な店で、
叔母は、そこで『マダム』とよばれ、店を切り盛りしていたのです。

私は、20代前半でミラノに住んでいて
週末に叔母の店を訪ねるのを楽しみにしていたものです。
一度だけ、店が開店する前に、一緒にオデオン界隈でランチを食べ、
あの辺りを散歩した思い出があります。
その時に頂いた魚スープの味に感激した、あの感覚は今でも鮮明に覚えています。
スープの味だけでなくて、レストランの雰囲気、サンローラン風の紫のスーツを着た格好いい叔母の隣にいること、
全てに高揚していたのだと思います。

その叔母は、何年も前に癌で亡くなりました。
パリの病院で癌が発見された時には、かなり進行してたようです。

50年以上も前にパリに行き、パリに恋をして、
そのままパリで人生の大半を過ごし、そこで人生の機微を味わった叔母が
最後はどうしても日本に帰りたいと言ったそうです。
もう、ボロボロの体になって帰ってきて
それでも、帰ってきてホッとして息を引きとったのでしょう。

もっと色々な話がしてみたかった…。今なら一緒に心の話ができるのに…。

こんな思い出話を書き留めておこうと思ったのは、
マ・キュイジーヌに連れて来てくれたのは、
この『パリのおばさま』の一人娘で私の又従兄弟。
一緒に遊んだ子供時代の思い出に盛り上がり
叔母と過ごした時間、叔母の人生をしみじみと感じたからです。

 

  •  5月 19, 2014
5月 062014
 
名物おやじの名物バル – エル・シャンパニェット

El Xampanyet

 

高城さんの本に出てくる名物おやじの名物バル。中に入って人の多さに戸惑っていると、その名物おやじが すぐさま飛んで来て、テーブルのスペースを作って注文を聞いてくれました。さすが…。

 

店名にもなっている白ワインの炭酸割り(シャンパニェット)とカタクチイワシの酢漬け。

 

  •  5月 6, 2014
4月 262014
 
マックス・ボルドー・ワイン・ギャラリーなら10大シャトーを垂直、水平に試飲できる
Max Bordeaux Wine Gallery

ああ

大劇場の広場からすぐ、14 Cours de l’Intendance にある有料で試飲のできるワインショップ。ボトルで購入すると、とても高価な格付けワインを、グラスで気軽に試せるというコンセプトのお店です。いわゆる10大シャトーも、25mlで、20ユーロくらいから試せます。

 

『エノマティックマシーン』。予めの金額をチャージしたカードを入れて、好みのワインと分量を選び、ボタンを押すとワインが注がれる仕組み。ゆっくりと自分の好みのワインを探すことができます。食品用窒素を充填することで、ワインの酸化を防ぎ、それぞれのワインの持つ色、香り、味わいなどの特徴を、開栓後3週間、開けたてのように保つことができるそうです。

 

マルゴーは、2007(カベルネ・ソーヴィニョン75% メルロ20% カベルネ・フランとプティ・ヴェルド5%)と2008(カベルネ・ソーヴィニヨン87%、メルロー10%、カベルネ・フラン1.5%、プティ・ヴェルド1.5%)を試飲。まだまだ飲み頃ではないのでしょうが、雨が多かったという2008年にときめいてしまい、滞在中は、近くを通る度に、このワインを 25mlだけ試飲していました。本当は、グラスに並々と頂いてみたいものですが…。

 

シャトー オーブリオンも2007と2008。

 

 

パヴィヨン・ルージュ 2007

 

トロロン・モンド 2007

  •  4月 26, 2014
4月 182013
 
トラットリア・ラ ・コッチネッラ  – ピエモンテ州クネオ
Trattoria La coccinella –  Cuneo

 

Tajalin spunignola e asparagus タヤリンのモリーユ茸とあみがさ茸 ソース。写真でも捉えていると思いますが、この乳化状態…絶品でした。*タヤリンは、ピエモンテ地方の自家製麺。

 

Principiano barolo 2009 細かいタンニンでビロードのようなテクスチャーでした。

 

Croccante al gianduia Granite al barolo chinato *ジャンドゥーヤ は、ヘーゼルナッツのペースト、バローロキナートは、バローロにスパイスを混ぜたリキュール。どちらもこの地方の特産品です。

 

地元の人に連れてきてもらったのですが、本当にいいレストランの典型です。雰囲気も味も素晴らしく。温かく気さくながらきめの細かいプロのサービス。ワインリストの質は高く、価格はリーズナブルです。

 

キッチンでモリーユ茸を見せてもらいました。4月頃一ヶ月しか食べられないそうです。

 

モリーユ茸の別種

 

  •  4月 18, 2013