おもてなしを愉しむ
あ
少しのゆとりがあると、お客様を稚宅にお招きしたくなる。
昨晩もそんなひとときでした。
お迎えするお友達を想いながら
いつもよりも心をこめて掃除をして
お迎え花を活けて
しつらえに手をいれて
お料理にお酒を合わせたりと
心ばかりの「おもてなし」をすることが
とても愉しいのです。
いつもの空間が凛とした空気を纏うことも…
そんな空間でのおしゃべりはいつもとは違った表情をみせてくれます。
こういう時間を持てることが人生の豊かさではないでしょうか?
あ
少しのゆとりがあると、お客様を稚宅にお招きしたくなる。
昨晩もそんなひとときでした。
お迎えするお友達を想いながら
いつもよりも心をこめて掃除をして
お迎え花を活けて
しつらえに手をいれて
お料理にお酒を合わせたりと
心ばかりの「おもてなし」をすることが
とても愉しいのです。
いつもの空間が凛とした空気を纏うことも…
そんな空間でのおしゃべりはいつもとは違った表情をみせてくれます。
こういう時間を持てることが人生の豊かさではないでしょうか?
秦錫工房のサイトからの引用
錫は、非常に軟らかく、水に錆びず、表面は長い年月の経過と共に酸化変色をし、その古色はより一層趣を増します。
耐蝕性に優れ、またイオン効果が高く、古来より花器は花持ちが良く、酒器は酒の味がまろやかになると云われています。(厳密には、若干酒の味も変化します。)
現在でも皇室では、錫製の酒器(徳利など)に日本酒を注ぎ少し寝かせてからお飲みになっているそうです。熱伝導率が高く保温性も優れているため、早く燗がつき冷酒も涼やかに引き立ちます。
又、年月の経過と共に変わる酸化変色による古色はより錫の質感を高め、使い込むほどにを増していきます。
あ
素敵なカフェやレストランなどの気持ちのよい空間にいくと
心が晴れやかになり、会話が弾みます。
あるいは神社仏閣を訪れ
きりりとした空気に身を置くことで
身が引き締まる思いになることなどありませんか?
空間が心に及ぼす力というのは、大きいと思います。
とりわけ、子どもは空間を認識する能力がとても優れているといわれています。
成長過程にある子どもが生活する空間は、
少なからず「こころやからだに影響を及ぼすものだ」という認識をもつことは必要だと思います。
これは、母の大切にしている『ほとけさま』。
いつか、どこかで、私も自分の『ほとけさま』と出会いたくて、
方々で骨董などを見て歩くのですが、まだ巡り会っておりません。
さすがに美術館で見る仏像のお顔やお姿に恋してしまうことはあるのですが、持って帰れないので…。
ブランクーシのようなイメージの『ほとけさま』と巡り会えたらいいのだけれど…。
家具店のオープニングレセプションに招待された時のこと。
そこには、何も特別なものはありませんでした。
それでも、グリーンとレッドのナプキンが彩を添え、
フィンガーフードは、全て取りやすく食べやすい大きさで、
一つ一つ可愛らしくナプキンで巻かれた一口サイズのサンドイッチなど、
ついつい口に運びたくなってしまうのです。
予算をかけなくても、手作りのご馳走を作る時間がなくても、
ほんの少しだけテーブルを演出するセンスとゲストを思いやる心があれば、
私たちは心地よい時を過ごせるものだと感心しました。
和やかで温かみのある素敵なパーティーでした。