ガス台が引き出しから出てくるアルマーニのキッチン – ミラノサローネ 2013
Armani Dada Slide

Dada社とアルマーニのコラボによる、洗練の極みのようなキッチン。ガス台まで隠しました。

分厚いベンチトップのスライドは、軽くてスムーズです。



これは、Dada社ブランドのもの。引き出して使っても安定感があります。
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Armani Dada Slide

Dada社とアルマーニのコラボによる、洗練の極みのようなキッチン。ガス台まで隠しました。

分厚いベンチトップのスライドは、軽くてスムーズです。



これは、Dada社ブランドのもの。引き出して使っても安定感があります。
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モルテーニ社は、昨年からジオ ポンティの復刻版を発表していて、日本ではアルフレックスで販売されるそうです。







サローネの会場を回っていると至る所に心地よさそうな椅子やソファが素敵にしつらえてあります。まるで自宅の応接間で寛ぐように自然で絵になる人々。さすが千年以上の椅子文化を持つ西洋人。


このベンチ、ゆっくり回転しています。






対面式ソファ!

『中川木工芸 比良工房』檜のワインクーラー。シャープな口縁が素敵!木桶をこんな風に使えるとは、ポテンシャルを感じます。

『Sus Gallery 』 というブランドのチタン製タンブラー。真空二重構造の保温性、保冷性があって、持ち上げた時にはその温度を感じないという。金属でありながら、とても温かみのあるフォーム。テキスチャーにも、金属の冷たさはなく、発色はいぶし銀の世界。



いつでもエッジーな人で賑わうスパツィオ・ロッサーナ・オルランディ

Tajalin spunignola e asparagus タヤリンのモリーユ茸とあみがさ茸 ソース。写真でも捉えていると思いますが、この乳化状態…絶品でした。*タヤリンは、ピエモンテ地方の自家製麺。

Principiano barolo 2009 細かいタンニンでビロードのようなテクスチャーでした。

Croccante al gianduia Granite al barolo chinato *ジャンドゥーヤ は、ヘーゼルナッツのペースト、バローロキナートは、バローロにスパイスを混ぜたリキュール。どちらもこの地方の特産品です。

地元の人に連れてきてもらったのですが、本当にいいレストランの典型です。雰囲気も味も素晴らしく。温かく気さくながらきめの細かいプロのサービス。ワインリストの質は高く、価格はリーズナブルです。

キッチンでモリーユ茸を見せてもらいました。4月頃一ヶ月しか食べられないそうです。

モリーユ茸の別種

このホテルのサイトの写真を使用。ピエモンテのカナーレ村から近い小さな旅籠 (今はアグリツーリズモと呼ぶのでしょうか?)『ヴィッラ ティボッリ』。トリニタというブドウ畑を見晴らす丘の上に建っています。

夕方、このテラスでアペリティブを頂きましたが、至福の一時でした。

パスクワ(イースター)の飾り付け


旅籠のオーナー兼マルヴィラ(Malvira)ワインの生産者であるロベルト。数年前に日本のワインテースティングディナーで出会って、ヴィーニイタリーでの偶然の再会。素敵なご縁に感謝です。

ロベルトが、選んでくれた spaghetti aglio e olio con pane croccante このシンプルなソースにモチモチしたパスタがしっかりと絡んで絶妙のお味でした。

「山の足」の意味を持つピエモンテ州は、アルプスの南の麓の州です。山麓地帯の厳しい環境にありながら、古代から堆積した泥灰岩、石灰岩の地質(トリニタの葡萄畑は、化石をたくさん含んだ石灰岩でした。)が、ブドウ栽培に適しているらしく、ネッビオーロのような優れた葡萄ができるとのこと。マルヴィラ社は、主にロエロ地区に、ネッビオーロやバルベーラ、そして白ワインの土着品種であるアルネイスの畑を持っています。シャルドネ(40%)、ソービニオンブラン(40%)、アルネイス(20%)を、それぞれバリック発酵後、ダブルバリックで熟成したというTREUVEが、面白いワインでした。また、ここのグラッパが美味しく、思わず購入してしまいました。

私は、人に年齢を知られないためにグレイヘアーにすることにした。それに、いつでも人が思うよりも若く見えるだろうから。




La monellaを一緒に。 Casa Lucia via wagner milano にて
窓ぎわの照明とフラワーアレンジメント at バガッティ・ヴァルセッキ美術館
Museo Bagatti Valsecchi Milano
19世紀後半にバガッティ・ヴァルセッキ家の兄弟が、ロンバルディア様式で建てた館に、全財産を注ぎ込み、ルネッサンス様式の調度品や芸術品を飾ったそうです。実際に一家の邸宅として1974年まで使用され、現在は博物館として開放されています。サローネの時には、趣向を凝らした独特の感性の展示が行われます。イルサルマイヨと同じゲイトを入ったところにあります。


イルサルマイヨと同じゲイトを入ったところにあります。