ヴィッラ ティボッリ – ピエモンテ州カナーレ
Villa Tiboldi Canale
このホテルのサイトの写真を使用。ピエモンテのカナーレ村から近い小さな旅籠 (今はアグリツーリズモと呼ぶのでしょうか?)『ヴィッラ ティボッリ』。トリニタというブドウ畑を見晴らす丘の上に建っています。
夕方、このテラスでアペリティブを頂きましたが、至福の一時でした。
パスクワ(イースター)の飾り付け
旅籠のオーナー兼マルヴィラ(Malvira)ワインの生産者であるロベルト。数年前に日本のワインテースティングディナーで出会って、ヴィーニイタリーでの偶然の再会。素敵なご縁に感謝です。
ロベルトが、選んでくれた spaghetti aglio e olio con pane croccante このシンプルなソースにモチモチしたパスタがしっかりと絡んで絶妙のお味でした。
「山の足」の意味を持つピエモンテ州は、アルプスの南の麓の州です。山麓地帯の厳しい環境にありながら、古代から堆積した泥灰岩、石灰岩の地質(トリニタの葡萄畑は、化石をたくさん含んだ石灰岩でした。)が、ブドウ栽培に適しているらしく、ネッビオーロのような優れた葡萄ができるとのこと。マルヴィラ社は、主にロエロ地区に、ネッビオーロやバルベーラ、そして白ワインの土着品種であるアルネイスの畑を持っています。シャルドネ(40%)、ソービニオンブラン(40%)、アルネイス(20%)を、それぞれバリック発酵後、ダブルバリックで熟成したというTREUVEが、面白いワインでした。また、ここのグラッパが美味しく、思わず購入してしまいました。
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