4月 262014
 
マックス・ボルドー・ワイン・ギャラリーなら10大シャトーを垂直、水平に試飲できる
Max Bordeaux Wine Gallery

ああ

大劇場の広場からすぐ、14 Cours de l’Intendance にある有料で試飲のできるワインショップ。ボトルで購入すると、とても高価な格付けワインを、グラスで気軽に試せるというコンセプトのお店です。いわゆる10大シャトーも、25mlで、20ユーロくらいから試せます。

 

『エノマティックマシーン』。予めの金額をチャージしたカードを入れて、好みのワインと分量を選び、ボタンを押すとワインが注がれる仕組み。ゆっくりと自分の好みのワインを探すことができます。食品用窒素を充填することで、ワインの酸化を防ぎ、それぞれのワインの持つ色、香り、味わいなどの特徴を、開栓後3週間、開けたてのように保つことができるそうです。

 

マルゴーは、2007(カベルネ・ソーヴィニョン75% メルロ20% カベルネ・フランとプティ・ヴェルド5%)と2008(カベルネ・ソーヴィニヨン87%、メルロー10%、カベルネ・フラン1.5%、プティ・ヴェルド1.5%)を試飲。まだまだ飲み頃ではないのでしょうが、雨が多かったという2008年にときめいてしまい、滞在中は、近くを通る度に、このワインを 25mlだけ試飲していました。本当は、グラスに並々と頂いてみたいものですが…。

 

シャトー オーブリオンも2007と2008。

 

 

パヴィヨン・ルージュ 2007

 

トロロン・モンド 2007

  •  4月 26, 2014
12月 162013
 
仏教学者 鈴木大拙の世界
 あ

禅を中心に仏教の本質を西欧世界に伝えることに尽力し、

1966年に95歳で亡くなった鈴木大拙さんの『鈴木大拙館』を訪れました。

敷地の特長である斜面緑地を背景に、石垣や水景など金沢を象徴する景観を創造し、

その中で鈴木大拙の世界を展開するというコンセプトのもと谷口吉生が見事に設計しています。

建築は、「玄関棟」「展示棟」「思索空間棟」を回廊で結ぶとともに、

「玄関の庭」「水鏡の庭」「露地の庭」によって構成され、

この3つの棟と3つの庭からなる空間を回遊することによって、

来館者それぞれが鈴木大拙について知り、学び、そして考えるようになっています。

しんしんと降る雪の中、町の喧騒から逃れ、

心静かに、物思いに耽ることができる上質な空間で、鈴木大拙に関する本(置いてあった円空の本も良かったです)を何冊か読み彼に思いを馳せました。

最後にいくつか抜粋しています。

 

エントランスのアプローチ

 

玄関から展示棟までの『内部回廊』。足元よりの光が動線を示唆し、幻想的な空間を創り出しています。

 

『展示空間』に掛けられた「それはそれとして」の書。大拙さんは悩み事などを相談されると、じっくり話を聞いたあとに「それはそれとして..」と話し始めていたそうです。 自分の努力ではどうにもならない壁にぶち当たったら「それはそれとして」とつぶやいてみると、うまくいくこともあるかもしれません! 私もこの書のポストカードを机に置いて、物事にとらわれない心を養いたいと思っているのですが…。簡単ではありません。

 

大拙の著作と映像やラジオなどが視聴可能なiPadが置いてある『学習空間』。 窓の外は『路地の庭』。つくばいはイサム・ノグチのものだとか。

 

雪の降る『水鏡の庭』。定期的に波紋が発生し、水面はいったん乱れ、また元の静寂へと戻っていきます。しかし、戻ったように見えても先ほどまでの景色とは違います。水も、一箇所にはとどまらず絶えず変化しています。水鏡の庭に浮いているように佇む『思索空間』。

 

『展示棟』から『思索空間』への回路で、『水鏡の庭』を眺めることになりますが、私的には、ここは一種の瞑想空間。降りゆく雪が水面にあたり、消えてゆく様子を無心で長いこと眺めていました。

 

『思索空間』側から『展示棟』へ戻ると、斜面になった背景の自然が視界に入ります。

 

 

 

日野原重明さんのコラムから

『仏教学者の鈴木大拙老師の言葉「それはそれとして」が私の心に深く染みこんできました。 特定の物事にとらわれることなく、「それはそれとして」、心を流れる水のように保つ。
来るべき時間をよりよく生きるため、しなやかな心で前を向く。
「それはそれとして」そうつぶやいた時、私はやっと体の疲労感とともに、精神の疲れまでもが、さらさらと洗い流されていったように感じました。』

 

大拙師の最晩年の15年を秘書役として生活を共にし、記念館の名誉館長である岡村美穂子さんと大拙について『三人の女性と鈴木大拙』(上田閑照著)から

「一人」を生き、世界の只中で働きつづける大拙に、ニューヨークで彗星のように一人の少女が現れる。

その人こそ大拙の死まで秘書を務めた岡村美穂子さんでした。
この出逢いこそ、正真正銘の出逢いと呼ぶべきでしょう。

以後、大拙は生き生きと、明らかに生まれ変わったのでした。
その出会いについて、大拙の没後、岡村さん自身が書いている。

ニューヨークに住むハイスクールの一生徒、十四歳の少女が
「仏教のえらい先生が日本からおいでになって」
コロンビア大学で講義があるということを知り、
「どれ、聞いてみてやろう」と
「私も気負っていたのかもしれません」と彼女は言う 。

大勢の大学生や教師たちの間に忍び込み、大拙先生の現れるのを待っていた。
やがて教室の扉が開かれ、片手にこげ茶色の風呂敷包みをかかえた大拙が
「風を切るような大股でサッサッと」教壇を目指してまっすぐに歩いてゆく。
教壇にのぼり、風呂敷包みを丁寧に広げ、
和綴じの本を二冊取り出して、その本をめくってゆく。

その大拙の現われにおける身体の動きに、彼女は
「いつわりを知らない他の生き物のしぐさ」を感じた。
「先生は、然るべき項を見つけると、静かな口調で話をはじめられました。
私は、その気品ある見事な英語に驚かされました。」
大拙(当時八十歳)の「仏教哲学」の講義が始まった。

講義の内容は十四歳の少女には難しかった。
しかし講義を理解する以上のことを感じ取っていた。
「いつわりを知らない他の生き物のしぐさ」と彼女は言う。
人間には大なり小なり自意識による歪みや澱みが生ずるものだが、
彼女が大拙に見たものは、身体化された真実の自然さである。
彼女はそれを見ることができた。

彼女は「先生が全身で示される大説法それ自体」の響きを聞いた。
大拙は、繕わず巧まないところに大いなるものが現れるという意味の居士号「大拙」の通りに、その存在の現われをもって彼女を説得した。

彼女は、仏教も禅も知らず、素手で、それだけにより直接に大拙の存在の真実性を感じ取ったのである。
仏教界での大拙の連続講演も聞くようになった彼女は、
やがてコロンビア大学付属のホテルに住む大拙先生を訪ねるようになり、
大拙は彼女にとって次第に決定的になってゆく。

「人が信じられなくなりました。生きていることが空しいのです」。
少女のこの訴えを聞いて、大拙はただ「そうか」と頷いた。
「否定でも肯定でも、どちらでもない言葉だと思いました。
が、その一言から感じられる深い響きは、私のかたよっていた心に、
新たな衝撃を与えたのではないかと、今にして鮮明に思い出されます。
先生は私の手を取り、その掌を広げながら、
「きれいな手ではないか。よく見てごらん。仏の手だぞ」。
そういわれる先生の瞳は潤いをたたえていたのです。
私が先生の雑務のお手伝いをしながら、心の問題と取り組ませていただいたのは、このような環境でのことだったのです。

 

 

 

 

 

  •  12月 16, 2013
9月 152013
 
Gordon St Garage in Perth でランチ

最近パースではこのスタイルのカフェが増えている。コービー豆のローストやお料理にもこだわっていて良い感じです。

 

 

レッドエンペラーのカルパッチョ

  •  9月 15, 2013
5月 172013
 
釣りパラダイス – ブレマー・ベイ
Bremer Bay 

 

パースから車で7時間、西オーストラリアの南の果てにあるブリマーベイ。海釣りと沼釣りで大漁の 3 日間。釣り好きには夢のようなところです。包丁持参で、毎日、沢山の魚を捌きました!

 

「サーモン」という名前ながらサケ科とは関係なく、マルスズキ科の不味い魚で、 薬味をたくさん入れて、つくねにしましたが、それでも無理して食べるような代物です。でも引き上げる時の高揚感は凄かったです!

 

沼で獲れた大きな鯛!鳴門鯛 ?! のように身が引き締まり、適度に脂ものっていました。

 

 

 

鯵も…こんなに…

  •  5月 17, 2013
4月 252013
 
ガス台が引き出しから出てくるアルマーニのキッチン – ミラノサローネ 2013

Armani Dada Slide

 

 

Dada社とアルマーニのコラボによる、洗練の極みのようなキッチン。ガス台まで隠しました。

 

分厚いベンチトップのスライドは、軽くてスムーズです。

 

 

 

これは、Dada社ブランドのもの。引き出して使っても安定感があります。

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  •  4月 25, 2013
4月 202013
 
椅子たちと座る人たち – ミラノサローネ 2013

 

 

 

 

サローネの会場を回っていると至る所に心地よさそうな椅子やソファが素敵にしつらえてあります。まるで自宅の応接間で寛ぐように自然で絵になる人々。さすが千年以上の椅子文化を持つ西洋人。

 

 

このベンチ、ゆっくり回転しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

対面式ソファ!

 

 

  •  4月 20, 2013