ビーチで食べるパエリアは最高 – チリンギート・エスクリバ
Xiringuito Escriba
El Xampanyet
サリア地区は、老舗菓子店、瀟洒なカフェやレストラン、流行りのナチュラル志向の店も多く、観光客の喧騒から逃れてゆっくりと散歩できる穴場です。
パルマ・デ・マヨルカの北西約 17 km にある山間の村『ヴァルデモッサ』は、
ショパンとジョルジュ・サンドが一冬を過ごしたカルトゥハ修道院があることで有名な村です。
この村の中心からなだらかな坂道を上がった高台に佇むのが、ヴァルデモッサ・ホテル・レストラン。
世界の美食家が足繫く通うと言われる炭火焼きで有名なレストランです。
この前夜にホテルのロビーで話をした美食家と思われるアメリカ人も、
仕事は忙しいが、時間が少しでもあるとエチュバリが目的でビルバオまで飛んできてしまうと話していました。
ソースは使わず、食材を大事に丁寧に扱い、その魅力をしっかりと引き出した料理を提供してくれる素晴らしいレストランです。
普段コースの料理を全てアップすることはありませんが、割愛できるものがありませんでした。
サン・ジャン・ド・リュズにある家族経営のレストラン『シェ・パブロ』。
奥様の作るバスク地方の郷土料理と陽気なパブロさんが作る和気藹々とした店の雰囲気が人気の繁盛店です。
パブロさん、決して押しつけがましくないのに、彼がコンダクターとなって、気が付くと他の客達と一緒に笑ったり、話したり、
店内に一体感が生まれて、温かい雰囲気にほっこりとしました。
ここで頂いたのが、バスク地方の郷土料理として有名な『ピペラート(Pipérade)』。
玉ねぎとトマト、そしてバスク地方特産のパプリカだけで作ったラタトゥユに、
ピマン・デスペレッド(エスペレット村の唐辛子)という辛みも香りもまろやかな唐辛子パウダーをふり、
バイヨンヌ産生ハムをのせて、溶き卵を流して半熟に仕上げたものです。
野菜の優しい味わいと、柔らかいパプリカの香り、
ふわっと半熟に火を入れた卵の食感とまろやかさ、
そしてコクのある味わいの生ハムのアクセント。
異国の料理ながら、どこかホっと落ち着く味わいです。
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マントバのレストラン
Cento Rampini